塩谷信幸・美人学の極意

http://www.hbrweb.jp/news/1976に大変興味深い記事がありましたので、紹介します。

髪、目、鼻、胸、脚など、若返りたいパーツは全身にある。アンチエイジングへの欲望は果てしないものだが、それを追いかけすぎてしまうと、不自然でアンバランスになってしまう。

パーツ美容と自我の歪み
?見た目のエイジングケア〞は、髪、顔、胸、ヒップ、脚というようにパーツごとに行えば、見た目全体のエイジングケアにつながるのだろうか? どうも一概にそうとは言えないようだ。例えば、まつげエクステを始めると、どんどん本数が多くなり、長く太いまつげを選び不自然になっていくとエステティシャンから聞く。美を追求する欲望には、「もっとゴージャスなまつげに」「もっとスリムに」「もっと若々しく」と歯止めがきかなくなりがちだ。
「私も先日、レーザーでシミ取りをしたのですが、以前はシミなんて気にならなかったのに、ひとつ消してきれいになったら、ほかがどんどん気になるようになってしまい、女性の気持ちがわかるようになりました」と苦笑する塩谷先生。

しかし、美容医療のルーツは、もともと第一次大戦で顔を負傷した兵士たちが社会復帰するために行われた創傷ケアだった。それが女性の、より美しくなりたいという願望を満たすために活用され始めたと塩谷先生は説明する。
「鼻を高くしたいという患者さんに、言われるがまま鼻を高くする医者、そこまで高くすると不自然になると言う医者、目元も直しましょうと言う医者など、いろいろ。でも最近ではCGシミュレーションで、治療後の顔が鮮明な写真で描けるようになったので、その辺のトラブルは解消できるようになりました」と話す塩谷先生。

妥協することも大事
目、鼻、胸など、そこにコンプレックスを感じるから、その部分だけを集中的にきれいにしたいと思う、これがパーツ美容のスタート地点。
「医者を一番困らせる患者さんは、『先生、どこからでもいいので、私をきれいにしてください!』と言う人。その点から言うと、パーツ美容は、どこのパーツにコンプレックスを抱え、どこをきれいにしたいかわかっている分だけ救いがあると思いますよ。パーツ美容からスタートするのはいいことですが、完全に理想に近づけることは、不可能に近く、ある程度のところで妥協しないと、いくらやっても満足できなくなってしまいます」まあこれぐらいきれいになったら十分だわ!と自分自身で納得し、自信を持つことが、美容医療やアンチエイジングを楽しむ極意だと塩谷先生は言う。

そもそも「若返ること=美しい」が、本当に正しいことなのか。このことに立ち返るのも重要だと塩谷先生は言う。
「花であれば、枯れたバラより、開きかけのつぼみをもらったほうがうれしい。でも、盆栽だったら年代物のほうが価値は高い。年代物の盆栽の価値が高いのは、行き届いた手入れ、職人の技、月日を経て培った木の力を感じるからです。盆栽からアンチエイジングを学べば、?自然に見えるような手入れが大事〞ということになります」

人の顔はもともと、生まれながらの絶妙なバランスを持っているのだと塩谷先生は指摘する。それなのに行きすぎた若返りやパーツ美容、美容医療などで、自然なバランスを崩してしまい、不自然になって美しさを損なうこともある。だからこそ、欲望的な自分の目線だけでなく、?冷静に自分を見つめるもう一人の自分の目線〞を持ち続けることが大切だ。
「人はあなたの目や鼻や胸だけを見ているのではありません。服装、化粧、姿勢、マナー、声、動き、トータルであなたを見ていることを忘れないでください」
posted by ゆわおーん at 17:59 | ホノルル ☀ | 美容医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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